小豆島八十八ヶ所 霊場紹介

第16番 ごくらくじ 極楽寺

寺院

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御詠歌 怠らず 願へばいたる 国にこそ 蓮のうてなは ありというなれ 
御本尊 阿弥陀如来
御真言 オン アミリタ テイセイ カラ ウン

 当寺は、古人の伝える所によれば、その昔、神懸山麓、妙見神社の山上に有り、寺号を成寿寺と称したが、火難を受け二度、三度と再建された。
 その後、元和年間に念佛孫ヱ門、念佛庄次郎という二人の篤信の者あり、大師修行の地と伝えられる現在地に当寺を移し再建された。その時、念佛孫ヱ門が霊夢により、難波国天王寺境内に於いて修行僧より、黄金の一光三尊の阿弥陀佛を授かり、当寺御本尊として、寺号を来迎山密乗院極楽寺と改称し今日に至る。
 なお、現在の本堂は明治十一年より二十二年まで十ヶ年をついやして再建されたものである。
○極楽寺諸行事
正月三ヶ日  大般若経転読、初護摩厳修
一月十四日夕 護摩厳修
  十五日朝 お日待祈禱會 大般若経転読
二月 三日  節分開運星供祭護摩厳修
九月十九日  永代経土砂加持大法要
       先祖供養
なお、巡拝者、団体等の希望により護摩を厳修し、皆様の家内安全、諸願成就祈念し合わせて先祖供養している。
(朱鷺書房発刊の『小豆島八十八ヶ所』より抜粋)

名称 第16番 極楽寺(ごくらくじ )
住所 〒761-4431 香川県小豆郡小豆島町片城甲427 GoogleMapで見る
電話番号 0879-82-0454
納経所 第16番極楽寺、第17番一ノ谷庵、第18番石門洞、第19番木ノ下庵

第16番 極楽寺の太田桜

花は紅紫色。花期は4月下旬ごろ。