恵心僧都の御作と伝えられる御本尊の薬師如来は、明治の神仏分離で辻堂に安置され今日に至っているが、本来は滝宮天王宮に安置されていた本地仏である。難病平癒に霊験あらたかと信仰を集め、牧牛の守護とされていた。
滝宮天王宮とは、滝ノ宮堂近くにある八坂神社のことで、牛馬守護の牛頭天王を祀る神社であった。
(朱鷺書房発刊の『小豆島八十八ヶ所』より抜粋)
名称 | 第71番 滝ノ宮堂(たきのみやどう ) |
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住所 | 〒761-4134 香川県小豆郡土庄町滝宮甲1011 |
納経所 | 第75番大聖寺にて受付 |
第71番 滝ノ宮堂の琴平
花弁数は6〜15枚、花は微淡紅色で、後にほぼ白色となる。