小豆島八十八ヶ所 霊場紹介

第37番 みょうおうじ 明王寺

寺院

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御詠歌 動きなき 人の心の うちにこそ このみ仏は いますなりけれ 
御本尊 不動明王
御真言 ナウマクサンマンダ バザラダン センダン マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン

 当山第三十七番霊場明王寺は、人皇九十三代後伏見天皇の御代、正安三年に、阿遮梨弘山上人によって開かれ、元禄年間の再興なり。御本尊不動明王は弘法大師作と伝えられ、行基菩薩が四国行脚の途中この島に立ち寄り、国家安全庶民豊楽、殊に島民安全のため、悪魔降伏福徳円満を願って一刀三礼にて彫刻し、御本尊の左右に毘沙門天と弁財天が脇立として小堂に安置されている。昔から祈祷寺として全国各方面からお遍路さんに親しまれた寺である。
 明王寺を出て四十三番へ行く道のはしに、明王寺奥の院(番外)「かくれ薬師」あり。納札にて日本でもめずらしい龍の彫刻あり。目のやまいによい薬師としてお遍路さんに親しまれている。
(朱鷺書房発刊の『小豆島八十八ヶ所』より抜粋)

名称 第37番 明王寺(みょうおうじ )
住所 〒761-4301 香川県小豆郡小豆島町池田4305 GoogleMapで見る
電話番号 0879-75-0474
納経所 第36番釈迦堂、第37番明王寺

第37番 明王寺の吉祥桜

花は淡紅色。花期は4月上旬ごろ。