小豆島八十八ヶ所 霊場紹介

第33番 ちょうしょうじ 長勝寺

寺院

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御詠歌 悟りなば 法のみ声と 聞こゆなり 松吹く風も 水の流れも 
御本尊 大日如来
御真言 オン アビラウンケン バザラ ダトバン

 延宝四年(一六七六)、恵吽上人により開創。文化年間(一八〇四~一八一八)、道暉上人が現存の大師堂を建立。本尊大日如来は、像容に一〇世紀像の特色が顕著な、金剛界大日像である。
 境内の本地堂には、重要文化財「伝池田八幡本地仏坐像」三躯が安置される。この本地仏は、もとこの地の亀山神社のご神体として祀られていたもので、明治初年に神仏分離により、別当であった当寺に移された。藤原時代の作で、本地仏としては、日本全国でも屈指のものである。
 平成の中興として、本堂、書院、庫裡が竣工した。
(朱鷺書房発刊の『小豆島八十八ヶ所』より抜粋)

本堂から正面方向の山が奥の院となる西ノ滝。

名称 第33番 長勝寺(ちょうしょうじ )
住所 〒761-4301 香川県小豆郡小豆島町池田1561 GoogleMapで見る
電話番号 0879-75-0343
納経所 第33番長勝寺、第35番林庵、第42番西の瀧

第33番 長勝寺の紅染井吉野

花は濃紅色。花期は4月下旬ごろ。