小豆島八十八ヶ所 霊場紹介

第31番 せいがんじ 誓願寺

寺院

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御詠歌 我が心 西にむかへば夕日影 かたふく山も ありがたきかな
御本尊 阿弥陀如来
御真言 オン アミリタ テイセイ カラ ウン

 誓願寺は人皇四十六代聖武天皇治世の天平年間、行基菩薩による開山と伝えられております。
 寺伝には、行基菩薩が小豆島御巡錫の際、当地が四神相応の勝地であると深く愛でられ、一夜を過ごされたところ、北極星が懐に飛び入る霊夢を得て、太一北辰妙見尊を感得され、ここに草庵を結んで暫し禅観を修されました。その後、西部方面を巡錫された帰路、再び当地に来たって、当地が永劫に佛法勝縁の地ならんことを祈念され、一株の蘇鉄をお手植えされて去られました。
 時は流れて弘仁年間、弘法大師空海様の小豆島巡化の折、行基菩薩の霊夢に因んで北辰妙見菩薩を感得され、鎮守として妙見菩薩を勧請し、山号を妙見山とされました。
 お大師様の教風大いに靡いて、時の人この霊蹟に堂宇を建立し、西蓮院誓願寺と称すに至ったと伝わる、星に縁の寺でございます。
 現在の本堂は安政の築山の上に建っており、昭和十一年建立、総台湾檜造りで、凝った彫刻が見ものです。
 さて行基菩薩のお手植え蘇鉄。これが星霜を経て繁りに繁りて、人目を驚かす大樹と成り、とうとう大正年間に国指定の天然記念物にと成り上がりました。別の口碑に塩屋金八なる富商に縁との説がありますが、寺としては行基菩薩伝説を推したいところです。

名称 第31番 誓願寺(せいがんじ )
住所 〒761-4305 香川県小豆郡小豆島町二面571 GoogleMapで見る
電話番号 0879-75-0252
納経所 第31番誓願寺

第31番 誓願寺の千秋(センシュウ)

花の由来の詳細は不明であるが、薄い紅を帯びた白色の一重。花期は4月中旬。